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No.311『シリアル・ママ』

1994年 アメリカ映画 ジョン・ウォーターズ監督

(Serial Mom)


ジョン・ウォーターズに驚いてはいけない(笑)

人が出来ないことを平然とやってのけ、

「映画は作りものだからね」と笑いのめす。




こぎれいなサバービア、
明るい陽光のなか、次々に起こる殺人!

お下劣ジョークも厭わない
ジョン・ウォーターズ・ワールドで、

”シリアルキラー・ママ"を演じるのは、

10数年まえに『白いドレスの女』(’81)での ファム・ファタルぶりで

ブレイクしたキャスリーン・ターナー。

夫に扮するノッポのサム・ウォーターストンは、

今や娘のキャサリン・ウォーターストンが大活躍。


思えば、美加は新米ママの時代に本作を観たっけ…

幸せで自信にあふれているはずの”ママ"が、

おのれの感情のおもむくままに殺しまくれば、どうなるか!

家族思いの"ママ”は正しく、悪いのは殺された人々か???


すっかり小母さんふうになった キャスリーン・ターナーが

毒素を発散、最強ママを演じきる。

それを密かに応援してしまったら、

『ピンク・フラミンゴ』(’72)を観ずしても、

ジョン・ウォーターズの罠に どっぷりとハマることになるぞ!?
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