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No.399『天国は待ってくれる』

1943年 アメリカ映画

エルンスト・ルビッチ監督

『天国は待ってくれる』(Heaven can wait)


ルビッチ作品は、特集上映などを探して観た記憶があるが、

10作は観ていない筈。

本作はルビッチ初のカラー作品であり、

ニュープリント上映か何かの際、

試写室で観たことを覚えている。




多才な俳優ドン・アメチーが年老いたメイクで

閻魔大王のまえにやってくるシーンから映画は始まる。

天国か地獄かを目前にして、これまでの人生を語り始める…


お坊ちゃん育ちで何不自由ない主人公が出会う、

運命の女性に扮するのはジーン・ティアニー。

彼女が纏う衣裳がゴージャスで、

会話劇である"ルビッチ・タッチ"に花を添える。


人生のやるせなさ、逆縁さえも

さらりと洒脱に語るルビッチがニクイ。


原題"Heaven can wait"という言い回しは、

ジャズソングのタイトルで知った。

ディーン・マーティン、ジャッキー・パリスなど

男性シンガーがうっとりと歌う。


「天国へ行くのはまだ先さ、二人だけの今を謳歌しようよ」

というラヴソングである。


本作のストーリーの意味合いとはかなり異なり、

使うのが難しそうだ。

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