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No.310『ジャイアンツ』

1954年 アメリカ映画 ジョージ・スティーヴンス監督

(GIANT)
隣の家が見えない!

見晴るかすテキサスの大地をまえに建つ邸。

初めて本作を観たときは、仰天した。

なにしろ、窓を開ければ隣家が迫りくる東京っ子の美加である(笑)

されどタイトルは”HUGE"を凌ぐ”GIANT"、おまけに単数なのである。
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緑ゆたかなメリーランド州の実家から、

テキサスの地に嫁いできたエリザベス・テイラー扮するレスリー。

アメリカ全土に牛肉を提供するほどの牧場を親から譲り受けた、

ロック・ハドソン扮するビックと一目で惹かれ合い、

すぐさま結婚してのことである。


二人の人生に絡むのは貧しい牧童ジェット。

ジェームズ・ディーン最後の怪演は、叶わぬ屈折した純愛か。

ジェットに目をかけていたビックの姉ラズに扮した

マーセデス・マッケンブリッジは少々役不足。


計り知れない大きさの愛とは?

巨万の富も敵わぬ愛とは?

白人の赤子と褐色の肌の赤子の真っすぐな瞳が並ぶラスト・ショットが、

”GIANT”の意味を語っていると信じたい。

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