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No.299『十二人の怒れる男』

1957年 アメリカ映画 シドニー・ルメット監督(12 Angry Men)

倅を妊娠中に、映画クイズの番組に出演した。 司会は山城新伍氏、回答者のうち ミュージシャンは美加のみ、 他は俳優や文化人のお歴々であった。 そのとき「名作『十二人の怒れる男』の俳優のうち半数(6人)答えよ」という クイズが出され、誰も答えられなかった。
父親殺しの容疑をかけられた、 スラム育ちの18歳の少年の裁判。 12人の陪審員のうち、 たったひとりだけが”Not Guilty"の手を挙げる。 大スター、ヘンリー・フォンダ扮するスマートな紳士である! そう、フォンダ以外はクセのある名脇役揃い。 顔はわかるがフルネームは?という役者陣。
クロース・アップを活用し、 テンションを持続させるルメット。 正義や博愛に及ばずとも、 後悔しない結果を追求する勇気を示してくれる12人の男たち。 強面リー・J・コッブの男泣きを観るたびに、つられて涙! そうそう、28年前の映画クイズで第2位をいただき、 大きなおなかで決勝大会に行かずに済んだ美加だが、 生まれた倅はシネマニアになった! 胎教おそるべし!
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