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”大橋美加のシネマフル・デイズ” No.400

1956年 フランス映画

ロベール・ブレッソン監督

『抵抗-死刑囚の手記より』


一秒ごとのテンション。

まさしくブレッソン作品の真骨頂である。





ナチス・ドイツに対する レジスタンスの若い将校が 護送中に脱走を試み、

あっけなく捕まり独房に入れられる。


淡々と繰り返される日々を只々、 映し出すブレッソン。

観客はさながら主人公を生きる羽目に陥る。


怒りも悲しみも演じさせないブレッソン。

主人公がこつこつと手掛ける脱走の準備は

ドキュメンタリーの如く、目を凝らして見届けるしかない。


逮捕者が増え、16歳の少年が 主人公の独房に収監されるあたりから、

テンションはさらに張りつめられてゆく。


死を宣告されても諦めない人間の強靭さを、

まざまざと見せつける普遍の一作である。

手持ちDVDからアット・ランダムに掲げている
”大橋美加のシネマフル・デイズ”
ブレッソン作品は”シ”の項で『少女ムシェット』
”ス”の項で『スリ』を紹介しているので参照あれ。



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