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萩こぼるる芭蕉の句碑の穴の奥 魅歌

久しぶりに『喜多院』の水琴窟の音を聴く。 澄みきった雫が心に滴り落ちるように、 シャラン、シャラン、シャランと響く… 萩の花が咲き零れる一角。 あら、芭蕉の句碑が! 名月や池をめぐりて夜もすがら ああ、そんな吟行がしてみたいなあ…

川越に来るといただくのが『右門』の定食。 ちいさな鰻、炊合せに薩摩芋おこわ、具沢山の汁物。

午前11時の開店と同時に入り、 天井が低く古めかしい小部屋で ゆったりと日本酒をひとくち。




来るたびに撮影したくなる室内。 狭い階段、明かりとりの窓、踊り場の調度品。 小津や成瀬の映画のワン・シーンを想わせるつくり。 うわあ、乱菊をデザインしたガラス!欲しくなっちゃう!





この町は、我が子らが十代のころ一家四人で 訪れた想い出がある。今後はいつ、来られるかな…

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