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春雨の雫まといて試写室へ 魅歌

試写室という場所に通い始めたのは1980年代半ばだっただろうか。
NHK FMのパーソナリティに抜擢され、
選曲だけでなく映画紹介のコーナーも設けた頃だ。
うわあ!40年近く、試写室という場所に出入りしてきたことになるんだなあ・・・




コロナ以降、本当に久々に試写室に向かう。
渋谷の駅は、美加の知っていた駅とは別の駅のよう・・・
なまぬるい雨の中、早めに到着。

コロナは悪夢でしかなかったが、生み出されたものもある。
オンライン試写というシステム!これは便利。
ここのところずっとオンライン試写を活用し、
滞りなく番組で新作映画を紹介してきたが、
試写室という場所に来ると緊張感が蘇る。

作品はトッド・ヘインズの
『メイ・ディセンバー/ゆれる真実』
13歳の少年と36歳の女性の恋愛事件の後日談。
ナタリー・ポートマンVSジュリアン・ムーアとくれば、見逃せない。
タイトルの”5月から12月”というイディオムの意味は 名曲”September Song”の歌詞をなぞらえば明確になる。
かの曲が使用された『旅愁』(’50)も観なおしたくなろうというものだ!
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