1966年 アメリカ映画 ハワード・ホークス監督
(El Dorado)
想い起こせば、緊急事態宣言発令中の2020年4月、 手持ちのDVDからアイウエオ順に 名画を紹介する”大橋美加のシネマフル・デイズ”をスタート、 その第一回がハワード・ホークス作品『赤い河』(’48)だった。
『赤い河』から18年の年月が流れ、本作はカラー作品であるが、 主演は同じく、ジョン・ウェイン。 セカンド・ロールはクセのある演技派ロバート・ミッチャム、 常に同じイメージの役柄を演じてきたウェインと対照的な役者であり、興味深い組み合わせといえる。
西部劇にはヒーロー的な役と、相棒の位置を占める旧友的存在、 そして新たに仲間に加わる若造が要る。 若造を楽しげに演じるのは、ジェームズ・カーン。 『ゴッド・ファーザー』(’72)の”ソニー兄さん”を演じる 6年まえであり、25~26歳の若さ。
ホークス映画は台詞が楽しい。まさに”sense of humour”である。 撃ち合いよりユーモアに重点、いいじゃないか! 魅力的な女性が登場するのも、エンタテイメントの要因。 ウェインを慕う気のいい娼婦に扮したシャーリーン・ホルト、 銃の腕がたつ娘に扮したミシェル・ケイリーともになかなかイイ女!
ホークス監督のファンになったきっかけは、
ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール夫妻の出会いとなった名作『脱出』(’44)!
名作曲家&ピアニストのホーギー・カーマイケルも出演していた。
そう、言わずと知れた”STARDUST”の作曲者。
現在、我が家にDVDであったかなあ?
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