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No.296『シンプルメン』

1992年 アメリカ映画 ハル・ハートリー監督

(Simple Men)


”BOW”シリーズにまつわる想い出はいくつもある。

試写室で川喜多和子さん、 夫君の柴田駿さんと幾度もお話ししたこと。

お着物姿の御母堂かし子さんにご挨拶できたこと。 今では鎌倉の小町通りから小路を入った

『川喜多映画記念館』に

我が拙著『私の偏愛シネマガイド』が 所蔵されていること・・・


”BOW”シリーズでは珍しいアメリカ人作家ハル・ハートリー。

ジム・ジャームッシュを意識していないとは言わないだろうが、

オフビート感の、ビートが違う。


いきなり犯罪の現場、

しかもお見当違いの台詞を言う主人公。

主人公の弟、母が登場。

キイポイントはこの一家の父親。

さて、何処に・・・?


懐かしの”アメリカン・ニューシネマ”のテイストとも異なるが、

確かにうるさい台詞に辟易することはない。

ハートリーが切り取る”画”を見せられながら、

物語を後追いしていくような想いに駆られる。


倖せと不幸せの狭間に、真実があるのだろうか。

そんなラスト・ショットが美しい。

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