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No.221『恋人たちの食卓』

更新日:2023年4月12日

1994年 台湾映画 アン・リー監督 (Eat Drink Man Woman)

これだけ豪華な料理がひしめき合いながら、 ”グルメ映画”とは呼び捨てられない一作。 アジア人でオスカー(監督賞)を 二度も受賞した数少ない映画監督である

アン・リー初期の”父親三部作”の最後を飾る力作。 冒頭の数分は、目を凝らして観て欲しい。 グルメであった亡き父・巨泉のお陰で、 様々な有名中華料理店を知る美加であるが、厨房内に入ったことはない。 本作のファースト・シーン、お見逃しなく!

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生真面目な長女、勝気な次女、甘えん坊の三女を抱える、 嘗て五つ星ホテルのシェフであったやもめの父親に扮するのは、 三部作を通じて演じきる名優ラン・シャン。 それぞれの恋に悩む三姉妹を御しきれず、 旧友にこぼす父のひとこと。 「ひとは食欲と性欲に一生振りまわされるのさ」 含蓄あるお言葉!

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アン・リー監督は中国料理の美学を伝えたい熱意とともに、 命をいただく”食”と、心を砕く”愛”を人生の 二大イヴェントとして並べたのだろうな。 心に身体に、美味しいものを求め続けなければ佳き人生は送れない。 目でお腹は一杯に、心はシャキッとする映画!

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