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No.218『心みだれて』

更新日:2023年4月12日

1986年 アメリカ映画 マイク・ニコルズ監督 (Heartburn)

亭主の浮気も作品のネタにしてしまう強さ、 天晴れとしか言えない。 おまけに天下の名女優に演じさせてしまえば、効果絶大。 よくぞやってくれた、 名脚本家にして監督であったノーラ・エフロン!

エフロン自身を投影したヒロインの レイチェルに扮するのはメリル・ストリープ。 ファースト・ショットが如何にも思わせぶりでゴキゲン。 友人の結婚式でアーチの下に並ぶレイチェルと、 曲者ふうのジャック・ニコルソン扮するマーク。 中年同士、バツイチ同士の恋が始まる。

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「結婚は懲りたわ」と言うレイチェルが、 初デートでメイク・ラヴ後に カルボナーラをベッドに運んじゃう矛盾。 食べもので釣ったら、また結婚になっちゃうよ、 あら、ホントは結婚したいのね?

マーク役はジャック・ニコルソンを持って来るまでもない。 メリルが上手すぎて、 相手役なんて誰でもいいじゃないと思ってしまう。 そうかそうか、ニコルソンに演じさせたほうが、 元夫のダメぶりが際立つというものか!

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ノーラ・エフロンは本作後に メグ・ライアンを起用した ラヴ・コメディを手がけ、一時代を築いた。 71歳の病死は惜しまれるが、 後輩たちに遺した道は広いはず。 無名時代のケヴィン・スぺイシーが 物騒な役で出演しているのは、 映画ファンなら知るところ。 ラスト・シーンは何度観てもにっこり出来る。 母は強し!!!

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