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No.190『クイズ・ショウ』

更新日:2023年4月14日

1994年 アメリカ映画 ロバート・レッドフォード監督 (Quiz Show)

テレビのクイズ番組に一回だけ、出演したことがある。 山城新伍氏が司会の『山城桃源郷』という番組だったかな? その中の”映画クイズ”のコーナーである。 回答者は浜村淳氏、景山民夫氏、秋本鉄次氏、芦屋小雁氏、 美加は紅一点、おまけに第二子妊娠七ヶ月に入る頃であった!

前半は答えまくり、 「今回は映画クイーン誕生か?」なんて 山城さんに言われたが、後半に浜村さんが逆転、第二位となった。 当時お腹にいた倅が、映画マニアに育ったことは言うまでもない。 余談からで失礼!

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二枚目スターであるロバート・レッドフォードが 初監督作品『普通の人々』(’80)でオスカー(監督賞)に輝き、 一躍映画作家としても注目されたときのことは、 驚きとともに容易く想起できる。

本作『クイズ・ショウ』はレッドフォード監督第四作目であり、 プロデューサーも兼ねている。 1950年代のアメリカの社会現象であったテレビのクイズ番組には、 彼自身の体験や想い入れが沁み込んでいるのだ。 国民の誰もがテレビに向かい、 勝敗に一喜一憂していた様子が、ストレートに伝わってくる滑り出し。

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曲者俳優ジョン・タトゥーロ、貴公子然としたレイフ・ファインズの配役は 決定的効果を生み過ぎる! 公開時に試写室で観て以来久々に観なおし、 老父に扮するポール・スコフィールドが息子に言うひとことが刺さる。 ”Your name is mine!” うわあ、きつい! それでも見捨てないのが親、なのである。

”Mack the Knife”という歌がある。 サッチモやエラが軽快にスウィングして歌ったため 明るいイメージをもつ人も多いが、たっぷりの毒を含んだ歌詞を持つ。 『クイズ・ショウ』はボビー・ダーリンの”Mack the Knife”で幕を開け、 ライル・ラヴェットのヴァージョンで幕を閉じる。 闇に潜んだナイフに、人生を切り裂かれませんように・・・


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