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No.186『グロリア』

更新日:2023年4月14日

1980年 アメリカ映画 ジョン・カサヴェテス監督 (Gloria)

ニューヨークの徒花、グロリア。 演じるのはカサヴェテスのミューズ、ジーナ・ローランズ。

ニューヨーク~ジャズ~即興と繋げたくなる、 ジョン・カサヴェテス監督の実験的な作品群。 ”オ”の項では『オープニング・ナイト』(’77)を紹介したが、 もっとも興行的に成功したと言われるのが、一線を画したかに見える本作。

ブロンドの徒花と、プエルトリコ人の少年フィルが、ギャングから追われる。 浮き草暮らしの中年女が、6歳の子どもを命がけで守らねばならなくなる。

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本作はリアルタイムで観たため、物語が進むうちに戸惑った。 当時エンタテイメント作品のように宣伝されていたため、 違和感を禁じ得なかったのだ。

このエンタメとは程遠い居心地の悪さ、 タイミングの悪さ、解決へと向かわない虚しさは何だろう? カサヴェテス作品にハマり、全作品を紐解き、 彼の本質を知ることになった。 きっかけこそが大事。

徒花と少年の道行きの結末は、好きに解釈して欲しい。 決定的な結末を突きつけたくなかったからこそ、 カサヴェテスはあのラスト・シーンを描いたと信じたいから

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