No.143『華麗なるギャツビー』
- 大橋美加
- 2021年6月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月25日
2013年 アメリカ映画 バズ・ラーマン監督
(The Great Gatsby)
”GATSBY”といえば、ロバート・レッドフォードであるのが、 我々の世代。 1974年のジャック・クレイトン版は、 パンフレットも残っているから、10代で名画座で観たはず。
まさか、バズ・ラーマンがリメイクするとは考えもしなかった。 ギャツビーに愛されるデイジーは美人である必要はない。 演技派のキャリー・マリガンで、いいんじゃないの。 21世紀のギャツビーはレオナルド・ディカープリオ。 こちらも派手過ぎず、いいんじゃないかしら。 ”ロマンティック”に脚が生えて歩きだしていた1974年版に、 バズ・ラーマンがどう対抗してくれるかだけに期待。



た~まや~!花火、シャンデリア、めくるめく狂乱の宴! これぞ、ラーマン! お茶会のために前日から白蘭で部屋を埋め尽くす、 これぞ、ラーマン! たのしい、たのしいと、悲劇へまっしぐら!
’74年版のテーマソングは、 我らがIRVING BERLIN 1923年の名曲”WHAT’LL I DO”であった。 歌詞もストーリーにピッタリ! ラーマン版では冒頭にジャズソングがいくつか流れ来る。 COLE PORTERの”Let’s Misbehave” FATS WALLERの”Ain’t Misbehavin’”皮肉った内容はわかるが、 年代は、ちと、ずれる。
両作品で活用されるのは、”神の眼”のごとき、
眼鏡の看板!ニ作品をぜひ、観くらべて欲しい。
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