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No.130『女の都』

更新日:2023年4月25日

1980年 イタリア・フランス合作映画  フェデリコ・フェリーニ監督 (La città delle donne)

フェリーニ作品のシンボルともいえる名優 マルチェッロ・マストロヤンニが、女の渦のなかに飛び込んでいく。 臆面もなく”スミック、スマック、スミック、スマック”と呟きながら、 女の尻を追い掛けてゆく。 これ、日本語では「よいしょ、こらしょ」の意味だそう。 本作を観てから、たまにふざけて使っている!

フェリーニ作品は初期の大傑作群を始めとして、 殆どを名画座で観ているため、本作は同じく”オ”の項で紹介した 『オーケストラ・リハーサル』(’78)同様、リアル・タイムで観た数少ない一作品。

今回、劇場パンフレットを探し出し、当時を懐かしみながら、久々に観かえした。

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列車の振動音とともに現れるのは、草が生い茂る古びたトンネル。 うわあ!フェリーニらしいメタファー! コンパートメントでうとうとするマルチェッロ扮する 50代の”womanizer”スナポラツの前には、妖しい目つきのグラマー女。 さあ、ここからは、想像の翼をはためかせて、 フェリーニ・ワールドに耽溺するしかない!

本作で忘れられないのは、 カッツォーネ(巨根)博士に扮したエットレ・マンニ。 圧倒的な存在感を示し、撮影中の事故でこの世を去った。 彼の怪演を楽しむためにも、時折に観たくなる一作である。

ニノ・ロータ亡きあとの音楽を担当したのは、 アルゼンチン出身のルイス・バカロフ。

ジャズソング”Let’s Face the Music and Dance” ”Yes,Sir.That’s My Baby” ”It Had to be You” ”Mack the Knife” ”Night and Day”などなども、陽気に流れ来る。

”オ”から始まる手持ちのDVDのうち、30作を観かえし紹介してきたが、 次回からは”カ”に移りたい。62作あり、どの作品を選ぼうかとワクワク!!

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