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No.114『王になろうとした男』

更新日:2023年5月4日

1975年 米・英 合作映画 ジョン・ヒューストン監督 (The Man Who Would Be King)

相次いで亡くなった英国出身の名優、 ショーン・コネリーとクリストファー・プラマーの共演作として、 ”オ”の項で選び久々に観た。 もうひとりの主演は、やはり英国の名優マイケル・ケイン。 コネリーより3歳下、プラマーより4歳下、 いずれにせよ高齢であるが、 出演作の多いことでも知られる俳優であるから、 今後も名演を見せてくれることを願う。

自らも冒険家的な人生を送ったジョン・ヒューストン監督の超大作であり、 やはり、ヒューストンはタダモノではなかったと改めて思う。

嘗ては英国軍人であった、 コネリー扮する男性美発散のダニエルと、 ケイン扮する軽妙やさ男ピーチー。 今では山師ふうのコンビとなり、秘境カフィリスタンを目指す。 内戦に紛れて、王になろうという野望を携えて・・・ ふたりと往き合う原作者ラドヤード・キプリングに扮するのがプラマー。

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現在を見せつけ、回想と流れていく作りは、 『アラビアのロレンス』(’62)ほか 冒険劇の常套手段ではあるが、ケインの変装にドキリ。 彫刻のような面差しのコネリーは、 英国軍服から秘境の王様ファッションまで、 肉体美で着こなし、男くささを振りまく。 コスチュームものが似合い、あまりに絵になるため、 吊り橋のシーンでは、今回もまた叫んでしまった! 男たちの運命を狂わせる秘境の美女ロクサネに扮したのは、 当時のケインの妻シャキーラ・ケイン。妖艶だったなあ。

ジェームズ・ボンドを降板してから本領を発揮、 オスカー(”ア”の項で紹介した 『アンタッチャブル』で助演男優賞)もゲットしたコネリーは、 いわばボンド俳優の出世頭ともいえる。 プラマーも80歳を過ぎてから『人生はビギナーズ』(2010)で 82歳にしてオスカー(助演男優賞)を獲得。 雄姿を、男の色香を、美声をありがとう!

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