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No.261『砂塵』

更新日:2023年3月25日

大橋美加のシネマフル・デイズ

1939年 アメリカ映画 ジョージ・マーシャル監督

(Destry Rides Again)


古今東西に於いて、マレーネ・ディートリッヒほど

強烈な個性を放った女優もいないだろう。

2020年春にスタートし261作目となる

”大橋美加のシネマフル・デイズ”だが、

マレーネが出演した映画といえば、

”ク”の項で紹介した『黒い罠』(’58)くらいだろうか。

バイ・プレイヤーに設えると、主役の影が薄くなる女優!


マレーネに対抗できる男優は?

骨っぽさ、インテリジェンス、

セックス・アピール、うう~ん、難しい。

そこで登場する本作のジェームズ・スチュワートでキマリ!

純情で生真面目、そして礼儀正しいオトコは、悪女にどう対峙する!?



邦題より、オリジナル・タイトルに注目せよ!

西部劇ゆえ砂埃はあるとしても、まずはドンパチ雨あられ。

荒くれ者がのさばる町にやってくるジミー扮するトム・デストリー。

嘗て背中から撃たれて亡くなった保安官の息子であり、

銃を持たない温厚な青年。

荒くれ者たちは「銃なしの保安官か!」と大笑い、

さて”Tom Destry”が如何に

カムバック(ride again)となるのかは、観てのお楽しみ・・・


マレーネは酒場の歌手に扮し、ドレスから男装までとり揃え、

女同士の取っ組み合いでは、自慢の脚線美もあらわに大奮闘を見せる。

もちろん、いちばん美味しい役には違いないが、

ジミーのキャラクターありきの脚本により、味わい深い一作品となっている。


キスして欲しいとき、口紅を手で拭うのが悪女のマナー!

ああ、マレーネ、婀娜っぽい・・・

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