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No.32『明日に向かって撃て!』

更新日:2023年6月7日

1969年 アメリカ映画 ジョージ・ロイ・ヒル監督 (Butch Cassidy and the Sundance Kid)

”TWINKLING PIANO”に乗って、セピア色の映像がうつし出される。 カラカラとフィルムのまわる音。 セピアからカラーになり、緑したたる山の風景が拡がってゆく。 機転が利くブッチ・キャシディに扮するポール・ニューマン、 銃の名手サンダンス・キッドに扮するロバート・レッドフォード、 ともにまぶしいブルー・アイズ!哀しくも、 銀行強盗しかやれないオトコたちである。

アメリカン・ニュー・シネマは台詞よりロケーションが命、 二人を観ているだけで、心を風になびかせたくなる。


明日に向かって撃て.jpg

明日に向かって撃て②.jpg

娘時代に名画座で初めて観たときは、 レッドフォードが恋人の教師(キャサリン・ロス)の家に入り込み、 暗闇で服を脱ぐのを促していくシーンにどきどきしたり、 有名な『雨にぬれても』に乗せてニューマンと ロスが自転車の二人乗りをするシーンにわくわくしたりした。 確かに魅力的な演出ではあるけれど、 今回は、ニューマンが水溜まりに打ち捨てた 自転車のほうが瞼に焼きついた。 馬から自転車に乗り換えられず、時代の波にも乗れずに、 消されていった男たち。

恥ずかしながら、泳げない美加である。 何度観かえしても、あの崖のシーンでは、 サンダンスに同情しちゃうよなあ・・・

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