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No.250『ゴッドファーザーPARTⅡ』

更新日:2023年3月25日

大橋美加のシネマフル・デイズ

1975年 アメリカ映画 フランシス=フォード・コッポラ監督

(The Godfather PartⅡ)

たぶん、映画の”PARTⅡ”を観たのは本作が初めてではないか。

馬の首や銃音が飛び交う前作は、ほんの小娘には怖すぎた。

この始まりでなければ、”PARTⅡ”を観ることはなかっただろうな・・・


土の香りがしてくるようなシチリアの風景。

ヴィトー・コルレオーネの幼き姿と、 置かれた立場が映し出される。

マーロン・ブランドーが演じきった ヴィトーというゴッドファーザーが

どのように生まれたのかが、語られてゆくのである。


1901~1925年を舞台に、若きヴィトーに扮する ロバート・デ・ニーロが素晴らしい。

本作でオスカー(助演男優賞)を受賞し一気に注目され、 スターへの道を歩み出すことに。

「笑っていても眼がコワい」面差しは当時から確立されている!


交錯して描かれる、アル・パチーノ扮する三男マイケルが

ゴッド・ファーザーとなった1950年代の場面。

親の後を継ぐことは容易に見えて、 公私ともに進退窮まってゆくマイケル。


セピアに染まるヴィトーのエピソード。

ゴードン・ウィリスが創り出す闇と 影に落ち込んでゆくマイケルのエピソード。

そしてかの、幻のリユニオンへとなだれ込む。

ひとには家族があるが、 ひとはみな孤独でもあることを、 教えてくれる大作である。


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