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No.23『アナライズ・ミー』

更新日:2023年6月7日

1999年 アメリカ映画 ハロルド・ライミス監督 (Analyze This)

速めのスウィングでジャズソング ”When You’re Smiling”のイントロが響く。 お!ルイ・プリマ!

我が国では”Sing Sing Sing”の作者としては知られているが、 長年DJを務めていると、人気は今ひとつという見解。

アメリカでは”白いサッチモ”と呼ばれた人気を誇り、 近年でもイタリア系主人公の映画に 彼のヴァージョンが使用されること多々あり。

ノイローゼとなったマフィアのボスにロバート・デ・ニーロ。 無理やり彼の主治医にさせられるセラピストのビリー・クリスタル。

こんなゴキゲンなキャスティングをしてくれる監督はハロルド・ライミス。 彼は俳優としても知られ、 そうね、『ゴースト・バスターズ』の三人組のうち、 コワモテのビル・マーレイ、太目のダン・エイクロイドでない、もう一人、

一番長身で眼鏡のあの人といえばピンとくるかな。 役者としては脇にまわるが、才人であった。 2014年に69歳の若さで没。惜しいよなあ・・・


アナライズ・ミー.jpg

ギャグが最高!マフィアのセラピーを何とか拒みたい ビリー・クリスタルが鮫の水槽から現われるシーンは出色!

『ゴッド・ファーザー』のパロディ・シーンなど、 映画ファンなら涙もの! 突然、ルックがゴードン・ウィリス風になっちゃう!

大ヒットを記録し、続編もライミスが監督した。

主人公二人の唯一の共通点 (実は唯一ではないがネタバレになるので控えよう)は、 ともにトニー・ベネットのファンであるということ。

デ・ニーロはトニー同様イタリア系、クリスタルはオスカー司会で ジャズソングの替え歌も披露する音楽マニアであるから、

このエピソードは事実かなと楽しい推察も出来るが、 トニーも”HIMSELF”台詞ありで登場!この時節、ぜひ観て、笑って!

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